今回はグローブの紐、(レース)について。
まずはこちらをご覧ください。
どちらも黒いグラブですが
左は、はみ出し白に紐が半芯通し紐(芯通し無)断面白
右は、はみ出し黒に紐が芯通し紐全黒
「そこまで気にしてないよ!」
という方も多いと思いますがこだわる人はこだわってます。
グローブすきはめちゃくちゃこだわります!!
断面に白が入るだけでイメージが大きく違うと思います。
安っぽいと思う人もいれば高級感があると言う人もいます。
皆さんはどっち?
半芯通しとは中まで染まってなく断面が白いです。
芯通しとは中まで染まっており、断面も黒いです。
どう違うの?
ちょっとだけ詳しく書いていきましょう。
半芯通し紐
主に硬式用、強度を求められる場面で使用されます。
なぜか?
革の芯まで染料を入れてしまうと革の繊維が弱くなりグローブの強度が落ちてましまいます。
なので中まで染料を入れない半芯通しのほうが強度が出ます。半芯通しの紐を全てグラブに通してグラブをはめた感じ、硬くてしっかりしたイメージ。主に硬式用、高級ラインのグラブに使用されてます。
芯通し紐
主に軟式用に使用されます
芯まで染料を入れるので断面も染まります。革の繊維が破壊され強度は落ち、柔らかくなります。
簡単に書くとこんな感じですが
硬式用でも芯通し紐のグローブもありますし、
軟式用でも半通し紐のグローブはもちろん存在します。
強度があるとかないとか、硬いとか柔らかいとか、同じ条件で染めて、同じ革で、同じ厚さで比較してみないと分かりません。
なので私は完全に好みと見た目で決めて良いかと思います。
もし、レースが切れて自分で交換する際は芯通しレースのグラブに半芯通しの修理レース、もしくは半通しレースのグラブに芯通しの修理レースを使用すると不自然になるかと思うのでその辺は注意して修理レースを購入してください。
特に黒いグローブだと結構印象変わって気分転換になりますよ(^^)
使用して使い込むと半芯通しでも黒くなってこんなになってしまいますが(--;)
昔は半芯通しは安っぽくてあんまり好きではなかったですが、最近高級感があるようにみえて好きです。白いチラ見せがかっこいい。
黒グラブにはやっぱり半芯通しが似合う( ◜ω◝ )
こちらのミズノプロは
レースは芯通しですが親指や小指のかけ紐は半芯通しなんですよね。かけ紐は半通ししか見たことないです
主に土手紐に使われるこちらのレースは本当の半芯通しなのだろうか。
芯通し 全染
芯通し無 断面白
半芯通し 片面白
が正しいのかな。
詳しい方教えてくださいませ。
皆さんのグローブも是非確認してみてください。
まとめ
強度の違いはあると言われてますが紐、革、厚さにもよるので完全に見た目で決めて良いかと思います(^^)
※修理紐購入の際は注意して購入してください。
それではまた!